2007/01/27

朝市


 凍てつくような寒い朝です。早朝の柔らかな光の中、新鮮な野菜・果物・チーズなどが並ぶ市場での一枚です。まだ開始直後なので人が少ないですが、売る側は元気はつらつです。「さて、何を買おうかな?あっちにもいいお店が並んでるね。」などと聞こえてきそうな中で撮影しました。コンピエーニュにて。

E-1
Zuiko Digital 11-22mmF2.8-3.5
(22mm, 1/250sec, F3.5) Posted by Picasa

2007/01/09

逆光


 通常、初心者が写真を撮るときは順光(太陽に背を向けて、被写体の真正面から光が当たるように撮影すること)で撮るようにと言われますが、それにはいくつか理由があります。一つ目は、初心者はカメラの構え方が適当なので、手ぶれが起こりやすく、少しでも被写体を明るくしてシャッタースピードを上げて、手ぶれを防止する。二つ目は、レンズに直接光が差し込んでいると、写真が全体的に白っぽくなってしまう(フレアと呼ばれる)こと。三つ目は、レンズによりますが、逆光(太陽の方向を向いて撮影すること)だと明るい点(ゴーストと呼ばれる)が出やすいこと。四つ目は、逆光で人間を撮影する場合に、背景が明るくて顔だけが暗い場合、目で見ている分には良いのですが写真に撮ると被写体の顔が真っ暗に近く写ってしまいがちなこと。などが考えられます。
 原因が分かっていれば、それらを一つ一つ取り除いていくことで、写真の世界を広げることができます。具体的な対策ですが、一つ目は基本中の基本なので、カメラをしっかり構えてください。とは言うものの、晴れの日の日なたであれば、そんなに大げさに考えなくても十分明るいです。二つ目と三つ目は、レンズに直接光が当たらないように、レンズフードをかぶせるか、片手を使って日よけを作るか(ぶれには注意してください)、うまく日陰を活用するかしましょう。四つ目は、露出補正機能を使用して、+側に上げてください。どのくらい上げるか状況と使用しているカメラによって異なるので、何枚か撮って試してみましょう。
 実際に逆光で撮影してみると分かるのですが、順光では得られない写真を撮ることができます。

 ・・・といろいろ言っている割にはゴーストが出てたり、ピントを合わせる位置をもう少し先端にした方が良かったり、と突っ込みどころが多い写真です。千葉市にて。

E-1
Zuiko Digital 14-54mmF2.8-3.5
(51mm, 1/400sec, F3.5) Posted by Picasa